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2011年中国イノベーション指数が発表2012年4月10日

 中国科学技術発展戦略研究院が3月22日、第三回全国科技発展戦略研究連絡会合で、国家のイノベーション能力についてまとめた「2011国家イノベーション指数報告書」を発表した。中国のイノベーション指数は2010年に70.5に達し、世界主要40国の中20位につけ、上昇傾向を示していることがわかった。

 同報告書はイノベーション資源、知的創造、企業イノベーション、イノベーション成果、イノベーション環境の五つから着眼し、2008年から2010年にかけての統計資料を基礎に、40国のイノベーション指数を算出した。

 イノベーション能力のトップ10の国は、それぞれ米国、スイス、日本、韓国、スウェーデン、デンマーク、シンガポール、フィンランド、イスラエル、オランダとなっている。「中国のイノベーション指数は2000年の38位から2010年の20位にまで上昇したことは、中国の総合イノベーション能力が絶えず向上している表れだ」と同研究院の胡志堅書記が語っていた。

 10年間で中国の主要な科学技術指標は目立つ進歩を実現している。イノベーション資源の配置能力が明らかに強化されたほか、R&D経費が世界で最も早い伸び幅で増え続け、SCI論文数が年平均で17.7%、ハイテク産業の増加価値が年平均で19.6%増加していたという。


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