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北京の5G基地局、8月に冬季五輪会場のフルカバー2021年05月14日

 北京市通信管理局によると、北京市の5G基地局開設数は4月末時点で5万6400ヶ所にのぼり、全国の都市の中で上位に入っている。首都機能中核エリア、副都心、CBD(中心業務エリア)、オリンピック中心エリアなどの重点機能エリアの5Gネットワークフルカバーを実現した。

 北京鉄塔の関係責任者は「冬季五輪延慶競技エリアの屋外エリアにおいて、アルペンスキーセンター、ボブスレー・リュージュセンターの2ヵ所の会場で5G電波が全面的に届いている。その他の15カ所の会場についても北京聯通と北京鉄塔が建設中で、8月中にも5G電波のフルカバーを実現する」と述べた。

 華為ワイヤレスネットワーク製品ラインの責任者である楊超斌氏は、「冬季五輪の開催期間中、大量の動画がアップされ、さらに観客に360度で選手のパフォーマンスを見てもらう。これは通信速度に新たな要求を突きつける。当社は先頭に立ち5Gスーパーアップ技術を開発した。この新技術により5Gはより高速なアップロードスピード、より低遅延になる」と述べた。

 冬季五輪の会場を出ても、5Gは市民の移動・交通の面でも大活躍ぶりを見せる。


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