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折りたたみディスプレイの技術革新が加速、中国の特許出願が700件超に2022年04月15日

 最新データによると、2021年の世界の折りたたみスマホの出荷台数は800万台だった。今年は折りたたみOLEDディスプレイスマホの出荷台数が倍増し、1800万台を超える可能性がある。 折りたたみ技術の発展に伴い、それに関連する特許も増えている。

 調査会社の天眼査アプリによると、中国では現在、折りたたみディスプレイ関連の特許出願情報が700件を超えており、うち権利を取得したのは約440件となっている。すべての出願情報のうち、発明類は380件余り、実用新案類は260件近く、意匠類は80件。

 出願時間を見ると、折りたたみディスプレイ関連特許の出願件数は2018年に20件以上、2019年に100件以上となり、20年と21年はいずれも200件以上とピークに達した。これらの特許出願者には、華為)、栄耀、小米ミ)、OPPO、VIVO、京東方など複数の会社が含まれる。テクノロジー満載の特許も多かった。

 折りたたみスマホ、独自開発半導体、急速充電の効率向上、ディスプレイのリフレッシュレートの向上など、ハイエンド市場進出を目指す中国の国産スマホブランドの動きが活発になっている。アナリストは、「ハイエンドスマホの開発は、単純な性能とスペックの足し算ではなく、研究開発の投資を増やし、基盤のイノベーションを急ぐ必要がある」と述べた。  


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