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中国、「天河」新世代スパコンシステムが稼働開始2022年10月14日

 国家スパコン長沙センターが9日に明らかにしたところによると、「天河」新世代スパコンシステムが湖南省長沙市で順調に完成し、正式に稼働開始した。

 同センターは中国科学技術部(省)が設立を承認した全国3つ目・中西部初の国家スパコンセンターだ。同センターは2014年11月に正式に運営開始となった。現在まで産業サービス・公共サービスプラットフォームを50近く構築しており、40分野の2000近くの利用者に高性能計算やビッグデータ、人工知能などのサービスを提供している。

 湖南省政府は昨年9月、同センターのホストシステムのアップグレードを開始した。国防科技大学の「天河」新世代スパコン技術を採用した同システムは、正式な通電・調整・運営後、すでに高精度64ビット汎用スパコン計算力が200ペタフロップス以上、データ保存能力が20ペタバイト以上、ピーク値のエネルギー消費量が8メガワット以下という構築目標を達成しており、スパコン計算力指標で全国の上位を占めている。


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